流通量は少ないながらも、最近注目されはじめているのが

南タラバガニ

 

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水産物の密漁・密輸出対策に関する日露協定が201412月から施行

されたこともあり、にわかに注目もされています。

 

日本に輸入されているロシア産のカニの7割が密漁されたものとの報道もあり、

今後もロシアからのカニの輸入量が大幅に減少する見込みです。

 

その影響で国産、輸入のタラバガニの価格も急騰しており、

今後は今以上に高嶺の花になってしまいそうです。

 

そんなタラバガニを巡る状況の救世主となりそうなのが、

南タラバガニなのです。

 

南タラバガニってなに?

 

南タラバガニとはタラバガニの仲間で、南米産のものを指します。

 

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オホーツク海などの北極圏のイメージが強いタラバガニですが、

要は流氷などにより豊富なプランクトンが供給される海域に生息します。

 

そのため北極圏同様、南極圏にも数多く生息し、昔からチリ

アルゼンチンではカニ漁が盛んにおこなわれています。

 

また漁獲量も豊富でアメリカなどにも多く輸出されています。

 

タラバガニとの違いは、甲殻が全体的に白っぽくサイズも

やや小ぶりなことです。

 

とは言え、南米でカニと言えばこのカニを指し、一般的にも

食べられていることから、特に構える必要はありません。

 

南タラバガニの味は?

 

肝心の味ですが、ハッキリ言って本家のタラバガニと

あまり変わりありません

 

実際に取り寄せて食べたこともありますが、強いて言えば

本家よりも気持ち水分が少なく、身がしっかりしている点。

 

そのためバター焼きやソテー、焼きガニなどは南タラバのほうが適している

ように思います。

 

(南米ではこんな風に食されています)

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 また殻の色はやや白いですが、身の色はほとんど変わりありません。

 

解凍してそのままでも食べられますし、鍋やかにしゃぶでもいけます。

 

よく旅行者などが南米のカニ料理は美味しくないと言ったりもしていますが、

それは料理法の違いと鮮度管理の問題によるところが多いです。

 

日本に輸入される南タラバは、さすがに舌の肥えた日本人向けなので、

鮮度管理などをしっかりしている業者を選定しています。

 

現時点では生きたままの南タラバはさすがに流通していませんが、

同じ冷凍カニとして比較すれば、本家とは遜色がありません。

 

しかもマイナーな存在だけに、値段が安いのが魅力です。

 

現在取り扱っている業者や流通量が少ないのが玉にキズですが、

機会があればぜひともお試ししてみるのもいいでしょう。

 

楽天とアマゾンで南タラバを扱っている数少ない業者を見つけました

 

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